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©1995 SUNRISE INC.・テレビ東京
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作品概要
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- 作品名
獣戦士ガルキーバ
- 原作者
- 矢立肇
- 監督
-
日高政光
- 制作会社
-
サンライズ
- 制作年
- 1995
- 放送局
- テレビ東京系列
- 製作
- テレビ東京・創通エージェンシー・サンライズ
- 公式サイト
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- コメント
- 昔話の「桃太郎」や「金太郎」をモチーフとしてメインキャラクターを設定し、「戦士」として定め付けられた少年の葛藤や「戦争」という状況下での人々の心情などを緻密に描いている。高度な文明を持つ異世界人の侵略というスタンダードな設定ながら、ファンタジックな要素、SFメカ要素を盛り込みながら現代を舞台とし、リアルなドラマを演出した。
しかし一方、シリアスを主体としたストーリーのためオンエア当時の視聴率は芳しくなかった。物語が多くの伏線を残したまま終わっており、番組は予定の半分の2クールで打ち切りとなっている。シリーズ構成の金巻兼一は、本来予定されていた展開を追加・再編集した小説版を執筆しているが、それでも全ての謎は解かれていない。金巻本人がアニメディア誌上で明かしたところによると、描かれなかったエピソードには『エターナリアの人々から見た大いなる反転』などがある。
メディアミックス展開ではCDドラマやコミックスが発売される等健闘したが、挽回するには至らず埋もれた作品となってしまった。玩具展開が予定されていたが、企画段階で中止になったという逸話がある。2004年5月28日に、完全版DVDボックスが発売された。
完全版DVDボックスのブックレットに掲載されている監督・日高政光のコメントによると、企画当初は全4クールの放送予定で玩具も発売されるということで、基本的に子供向けの番組にする方向性であった。しかし、玩具の発売は中止となり、総本数も2クール分のみということで決定したため、ハイティーン向けのシリアスなハード路線に転向し、最終的に現在の「ガルキーバ」の形になった。 予定では、3クール目は桃矢たちをエターナリアへ行かせ、当地で苦しむ人々との触れ合いからさらなるドラマの広がりを求め、獣人たちのドラマも展開させていくつもりであったらしい。 4クール目では桃矢に、作品のテーマに大きく関わる「究極の選択」ともいえる事を選ばせる予定だった。 ちなみに昔話の「桃太郎」や「金太郎」をモチーフとするアイデアは路線変更直後に出されたとのこと。
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最終更新者:
トモドモ
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