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作品概要
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- 作品名
ID:INVADED
- 原作者
- The Detectives United
- 監督
-
あおきえい
- 制作会社
-
NAZ
- 制作年
- 2020
- 放送局
- TOKYO MXほか
- 製作
-
- 公式サイト
- https://id-invaded-anime.com/
- コメント
- 作品の舞台は現代の日本で、大量殺人や猟奇殺人が続発する社会情勢という設定。 連続殺人犯を特定するために発足した組織「蔵」は、現場に残された犯人の殺意を特殊な携帯端末「ワクムスビ」により採取。「ミヅハノメ」と呼ばれる装置を用いて犯人の深層心理であり殺意の世界である「イド」を構築し、イド内の情報を観測することで現実世界の犯人特定につながる手がかりの収集を行う。イドの中では必ず「カエル」という少女が死亡しており、その殺人事件の謎は現実の殺人犯の心理を反映する。 物語の主人公鳴瓢秋人は元警官の殺人犯。「ミヅハノメ」のコックピットに搭乗して殺人犯のイドに入り込み、名探偵・酒井戸となって謎を解き明かすことで蔵の捜査に協力している。殺人犯のイドの中に潜入できるのは同じくイドを生み出したことのある殺人犯のみ。 幾人もの殺人鬼のイドからシルクハットにステッキという仮装めいた人影が目撃され、連続殺人事件との関係が疑われ始める。局長・早瀬浦宅彦を頂点とする蔵、その頭脳である「井戸端」の室長・百貴船太郎、彼やスタッフたちは、ジョン・ウォーカーと名付けたその人物の実在を確信し、故意に殺人鬼を作り出している「連続殺人鬼メイカー」ではないかと推察する。 一方、蔵の情報を元に現実世界で連続殺人犯を追跡する外務分析官・本堂町小春は、新人でありながらも自他を顧みない行動力と洞察力を活かして犯人の身柄確保に大きく貢献していた。本堂町の機転により逮捕された「穴空き」こと富久田保津はミヅハノメのパイロットとなる。しかし名探偵・穴井戸はサバイバル能力が低く、使い物にならないと判断される。外務分析官として活躍を続ける本堂町だが、多くの殉職警官を出した「墓掘り」の事件での行動を機に、イドに潜る名探偵としての素質を見出され、ミヅハノメのパイロットへの転向を推薦される。 ジョン・ウォーカーをイド内で発見された殺人鬼たちは現実世界でも何者かに監視されていた。捜査で発見した痕跡から、井戸端は蔵発足以前の「対マン」事件にもジョン・ウォーカーが関与した可能性に思い至る。本堂町は名探偵・聖井戸御代として「対マン」のイドに潜り、ジョン・ウォーカーを発見する。さらに対マンを殺害した鳴瓢のイドにも本堂町は潜入。イドの中にはイド主を「飛鳥井木記」と表示したまま待機状態のミヅハノメのコックピットが安置されていた。その名前は、百貴が救出した後に行方不明となっていた、対マン最後の被害者のものであった。聖井戸は「イドの中のイド」に入り、観測不能に陥る。井戸端は本堂町の救出を開始。鳴瓢と富久田は同じくコックピットを持つイドに投入され、そちらから「イドの中のイド」へ潜ることに。 「イドの中のイド」で飛鳥井木記と出会った鳴瓢は、彼女の容姿が「カエル」と酷似しており、ジョン・ウォーカーとも接点を持つことを知る。鳴瓢はジョン・ウォーカーと彼が殺人鬼を生み出したメカニズムについての捜査を進める。しかし現実世界の記憶を持つ本堂町と偶然にも再会。2人の捜査によりジョン・ウォーカーの正体が判明する。3人の名探偵はそろって現実に帰還。現実と無意識世界の両方でジョン・ウォーカーは追い詰められ、その野望は挫かれる。多数の犠牲者を出しながらも事態は一応の収束を迎える。
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最終更新者:
Tomoaki