“人類”と“獣人”が共存する社会。
獣化遺伝子・獣因子を持つ獣人たちは、
近現代の自然の消失により住処を追われ、
人類の前に姿を現した。各国が共存のための
対応に追われるなか、日本では獣人が獣人らしく
生きるための獣人特区『アニマシティ』が
設置される。
それから10年の月日が経ち、アニマシティに
17歳のタヌキ獣人・影森みちるがやってくる。
普通の人間だったが、ある日突
然タヌキ獣人に
なった彼女は「ここなら自由に生きられる!」と
喜ぶが、ひょんなことからオオカミ獣人・
大神士郎と出会い、アニマシティにもこの街にしか
ない危険がたくさん潜んでいることを知る。
頑固な性格で過剰に人間を嫌う士郎とは
衝突を繰り返しながら、みちるは怪しい女の
マリーや、市長のロゼ、獣人生活協同組合の
ジェムとメリッサなど、たくさんの人々に出会い、
それまで知らなかった“獣人”たちの生き様を
学んでいく。
そして、タヌキの少女とオオカミ男に生まれた絆は、
やがて世界を変える鍵になる。
なぜ、みちるは獣人になってしまったのか。
その謎を追ううちに、予想もしていなかった
大きな出来事に巻き込まれていくのだった。続きを表示