かつてない隆盛を誇った大国、ローマ帝国。この国の繁栄を支えたローマ人にとって、浴場=テルマエは生活に欠かせない存在だ。浴場技師の祖父と父を持ち、やがて自身も浴場技師となったルシウス。しかし設計のアイデアが古いと事務所をクビになり、浴場技師としての窮地に立たされていた。ある日、公衆浴場の大きな排水溝に吸い込まれそうになり、急流に流されながらたどり着いた先は……なんと現代日本の銭湯! タイムスリップし
たと知らないルシウスは、壁画のペンキ絵やフルーツ牛乳などの銭湯文化に感動。そこで知った快適な入浴のためのアイテムを次々とローマに持ち帰り、人気の浴場技師になっていく――。続きを表示