榊 一郎の百万部を越すベストセラー小説。2003年にアニメ化。
その悲劇は、15年前に王妃エルマイアが出産した際に起こった。
年に一度、マウゼル神より下される預言であり、五千年以上もの間にはずれたことは2回しかないという【聖グレンデルの託宣】、”生まれてきた王女は16歳になった時に世界を滅ぼす猛毒である“と告げたのだ。この恐ろしい預言により生まれたばかりの王女は秘密裏に処分され、託宣
自体も記録を改竄。すべて無かったこととされている。
だが、殺されたはずの王女は助けられ、生きていた。パシフィカと名づけられた彼女は、美しい15歳の少女に成長していた。その生存を知った王国軍と教会が次々と刺客を差し向ける。 育ての父を殺されたパシフィカは、血の繋がらない双子の兄姉、シャノンとラクウェルに守られながら、あてのない旅に出る。
どんな境遇に追い込まれても自分らしさを失わない彼女の生き様は、いつしか出会う人々、そして殺しに来た者の心すら変えていく。この少女が世界を滅ぼすとされている、16歳の誕生日まで、あとわずか・・・。続きを表示