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©GAINAX・カラー/Project Eva
キャラクタ概要
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- 名前
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渚カヲル
- 愛称
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タブリス
- 声優
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石田彰
- 年齢
- 15歳
- 年齢区分
- 中学2年生
- 髪の色
- グレー
- 髪の長さ
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- 誕生日
- 9月13日
- 血液型
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- 身長
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- 体重
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- スリーサイズ
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- コメント
- 5th(フィフス)チルドレンとして人類補完委員会(ゼーレ)から直接NERVへ送り込まれた少年。アスカの代わりとして登場し、シリーズ終盤において物語の核心に関わる存在。
外見はアッシュグレイの髪、赤い瞳、極端に白い肌を特徴とする美少年。プラグスーツはダークブルー。生年月日を除く経歴は綾波レイと同様に全て抹消されており、その素性には謎が多い。公式資料やファンブックでは「謎の美少年」「シンジに似た首の長さ、アスカに似た口元、綾波に似た色素の薄さ」「小顔」などと記述され、ト書きでも「ぞっとするような美貌」と表現される公認の美形。綾波よりも肌の色が白いという設定。
初登場はテレビシリーズ第24話。傷心の碇シンジにベートーヴェンの交響曲第9番を鼻歌で奏でながら近づき、強い印象を残す。登場話数は少ないものの、シンジに与える精神的影響は大きく、その存在は後の展開にも示唆を与える。
性格は常に微笑みを絶やさない柔和な印象でありながら、年齢を感じさせない超越的な雰囲気を纏う。社交的で人懐こいが、語る内容は哲学的かつ抽象的で、理解には高度な思考を要する。人類を「リリン」と呼び、自身が人ならざる者であるという自覚を持つ。碇シンジに対してはその繊細さに惹かれ、強い好意を示す。「君に会うために生まれてきたのかもしれない」という台詞は、彼の感情の深さを象徴する言葉。
音楽、特に歌に対して特別な思い入れを持ち、「リリンの生み出した文化の極み」と評する。死生観も独自であり、「生と死は等価値」「自らの死こそが唯一の絶対的自由」とする思想を持ち、自殺願望の兆候も見られる。ゲーム『新世紀エヴァンゲリオン2』では、自身の正体や存在意義に対する苦悩が描写される。
正体は第17使徒タブリス。しかしその魂は、第1使徒アダムのものであり、ゼーレによるアダム計画の一環としてアダムの魂をサルベージし、人型の肉体に宿した存在。その肉体はセカンドインパクト時にアダムに取り込まれた人の遺伝情報を元に作られたと推測される。
戦闘能力としては直接的な攻撃手段は持たないが、極めて強力なA.T.フィールドを展開し、空中を自在に浮遊する能力を有する。アダムの魂を持つがゆえに、アダムベースのエヴァンゲリオンを操縦・同化することが可能。劇場版に登場する量産型エヴァに使用されたダミープラグは、渚カヲルのパーソナルデータをベースとしている。
『新世紀エヴァンゲリオン2』においては、アダムやリリスはサードインパクトの発動時に魂の道標(ナビゲーター)の役割を果たす存在とされる。ゲンドウにとってのリリス=綾波レイに対し、ゼーレにとってのアダム=渚カヲルは計画の切り札。
名称であるアダム、タブリス、渚カヲルは人類側が便宜的に名付けたものであり、本人は「僕は僕」とモノローグで語る。アダムであった頃の記憶は一部欠落している。
物語終盤、ゼーレの思惑により送り込まれ、EVA弐号機を遠隔操作しターミナルドグマへと侵入。アダムとの接触を試みるが、そこにいるのがリリスであることを見抜く。真実に至ったことで接触を中止し、初号機による握殺を自ら望むという最期を迎える。ゼーレの台詞や脚本からは、ゼーレがカヲルによるサードインパクトの発動を望んでいなかったことが示唆されており、彼の死はあらかじめ計画されたものであったことが明らかとなる。しかし、リリスを前にして彼が何を悟ったのかは定かではない。
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最終更新者:
neoapo
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