財閥めいた大グループである遠野家の長男だが幼い頃に重傷を負い、それ以後父親に勘当同然に拒絶されて親戚の家「有間」で過ごしていたが、父親の死をきっかけに再び遠野の屋敷に彼が戻るところから物語は始まる。
子供の頃の二度にわたる臨死体験がきっかけで、「モノの死」を見ることの出来る「直死の魔眼」を得る。視力は両目とも2.0(あるいはそれ以上)だが、直死の魔眼は脳に非常に重い負担をかけるため、普段は「魔眼
殺しの眼鏡」をかけて眼の力を抑えている。
基本的には誰にでも優しくできる中立な青年。整ってはいるが、地味な童顔で並みの容姿。運動神経は良いが、幼い頃に重傷を負った事件以降、慢性的な貧血持ちであるため体育は苦手。
重傷の傷跡が残っており、胸に大きな傷痕や背中に火傷の痕がある。私物を持ちたがらない性格で部屋の中もさっぱりしているが、刃物の収集癖があり、また殺人鬼としての秀でた素質を持つ。
何事も器用にこなすが女性に対して鈍感であるため、各ヒロインから「愚鈍」「鈍感」「野暮天」「朴念仁」「一番悪い人」と言われている。
実は養子で遠野の血は引いておらず、旧姓は七夜。魔よりになった混血を暗殺することを生業とする退魔の一族である七夜を恐れた遠野槙久による七夜一族殲滅の際、自分の息子と同じ「シキ」であるという気まぐれから養子に取られ、シキ、秋葉、翡翠とともに幼少の一時期を過ごすが、ゲーム開始直後は槙久により幼少時の一部の記憶を暗示により封印されている。七夜志貴であった頃の記憶はほぼ無くしているが、「直死の魔眼」の元となった「ありえざるモノを視る」眼である「淨眼」は残っている。彼が魔眼をフル活動する時に目が蒼くなるのは淨眼の性質である。淨眼の能力の一部として霊体を視ることが可能で、霊視が出来ない者には見ることが出来ない秋葉の「檻髪」も視認できる。「人でないモノ」に対する殺意の衝動や殺人鬼としての資質、極限状態で見せる体術などの七夜の一族の特徴は、いまだ彼に残っている。また、反転衝動で極限状態になった彼は殺人貴と呼ばれ、もしくは可能性の一つとされる。詳しくは下記を参照。
彼の持つナイフ「七ッ夜」は七夜家の宝刀。宝刀といっても値打ちはなく、単に頑丈なだけ。割りと昔の物のくせに飛び出しナイフという謎仕様。その実態は退魔の一族の高度な技術力の結晶であることが示唆されている。
名前と能力は『空の境界』の主人公の両儀式から、顔立ちは同作の登場人物である黒桐幹也から受け継いでいる。
同じ直死の魔眼を保持する両儀式と比べると、肉体のスペック等の問題から彼女よりも魔眼使いとしては劣るとされる。モノを殺すの言葉通りに物体やそれに対する概念を殺すことが可能であり、作中では死の点を刺すことにより校舎を崩壊させている。続きを表示