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キャラクタ概要
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- 名前
中岡元
- 愛称
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ゲン
- 声優
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宮崎一成
- 年齢
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- 年齢区分
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- 髪の色
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- 髪の長さ
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- 誕生日
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- 血液型
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- 身長
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- 体重
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- スリーサイズ
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- コメント
- この作品の主人公。通称「ゲン」。中岡家の第四子・三男。登場時は国民学校(小学校)2年生。以後は小学校4年生、中学校1年生、中学卒業後の順に章立てが成されていく。お調子者だが、根は真面目な性格。原爆投下の際に女性に呼び止められた事により建物の塀の影に入っていたため、熱線の直撃を受けず奇跡的に助かった。原爆症の影響で直後に脱毛してしまうが後に再び生え揃った。原爆で父・姉・弟を亡くしながらもたくましく生きていく。特技は絵画と浪曲と読経。また、浪曲を朗々と詠み上げたり、英語の歌や、お経を短期間で習得しており、記憶力にも優れている。ケンカも強く、相手の股間への頭突きや手足への噛み付きが必殺技。劇中のケンカでは同年代相手ではほぼ負け知らずで、「鍛え方が違う」と相手に度々言うほどの修羅場をくぐっている。身なりは常に小学校・中学校時代の制服と帽子を被り、下駄の絵付け職人の息子にもかかわらず「はだしの主人公」なのだが、下駄を履く描写は被爆前に若干と、被爆後、頭髪が生える同時あたりからは、ほぼ下駄姿で定着し(はだしの時もある)、卒業後は高校進学せずに中卒なので制服はなく帽子を脱ぎ髪をのばし、服装もカジュアルに、足元はスニーカーとなる。はだし以上に、ほぼ一貫しての腕まくりが特徴である。
尊敬する相手は両親。その為、母君江が亡くなった時には、彼女の遺体を持ってマッカーサー元帥の下へ行き、広島へ原爆を投下したことを非難しに行こうとする程だった(しかし、浩二に止められ未遂に終わる)。父母の死後も回想シーンに幾度か登場しており、その言葉により励まされ成長していく。初恋の相手は中尾光子であり、当初は光子が犬猿の仲の重蔵の娘と知って落胆したが、自分が書いた光子の似顔絵を隆太が見せる事で仲介し、それにより2回もデートしたが、光子は原爆症で急死してしまう。
思想は戦時中の父親の強い影響及び戦争直後における悲惨な体験から、天皇制や軍国主義をその元凶と信じている。戦争を憎んでいるために、戦争を美化したりする者に対しては厳しく、大人に対しても鉄拳制裁を加える事がある。アメリカに対しても原爆投下以外に進駐軍兵士の横暴さや被爆者を食い物にする組織を目撃した影響などから良く思っていない。一方、父親の影響と朴との交流で、当時差別の対象となっていた朝鮮人に対しては蔑視が無い。ただし戦前編の描写で朝鮮人を侮辱した歌を歌って大吉に殴られたり、原爆投下直後にはあまりの原爆被害の悲惨さに兵士に向かって「戦争に勝ってアメリカをやっつけてくれ」と言う描写も見られる。
物語の殆どは生きることに精一杯だったが、中学生の頃から画家を目指すようになり、最後は未来を切り開くために東京に旅立つ。なお、幻となった続編の構想では、フランスで絵の修業をすることになっていた。
モデルとなった人物は作者本人。原爆が投下された時、頬に釘が刺さったというエピソードがあった。
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主人公/三男/お調子者/戦争/喧嘩/被爆
名言・台詞(セリフ)
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最終更新者:
neoapo
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