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週間第27566位 3HIT
©1998水野良・グループSNE・夏元雅人・百やしきれい/ロードス島戦記プロジェクト/テレビ東京
キャラクタ概要
編集
- 名前
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カーラ
- 愛称
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灰色の魔女
- 正式名称
- アルナカーラ
- 声優
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五十嵐麗
- 年齢
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- 年齢区分
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- 髪の色
- 黒
- 髪の長さ
- ロング
- 誕生日
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- 血液型
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- 身長
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- 体重
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- スリーサイズ
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- コメント
- 「灰色の魔女」として500年以上もロードス島の歴史に干渉し、主人公パーンたちの前に立ち塞がる。
灰色の魔女カーラは、パーンらと同時代の人間ではない。500年以上前にフォーセリア全土に広がっていたカストゥール王国(古代魔法王国)を支配した魔術師の一人である。本名はアルナカーラ。かなり高位の貴族で、「ロードス島太守の娘」と伝えられる(初代太守ル・フロイの娘という説が有力)。最後のロードス島太守サルバーンや魔法王ファーラムシアにも直言できる立場であったらしい。当時の貴族(魔術師)としては珍しく、大地母神マーファの信者であった。
同じフォーセリア世界を共有する『ソード・ワールドRPG』にも記されているように、末期のカストゥール王国は「魔力の塔」によって世界から魔力を吸い上げ、「額の水晶」を埋め込んだ魔術師に供給することで、無限の魔力を得ていた。しかし魔精霊アトン討伐のため膨大な魔力を一度に消費した結果、魔力の塔が失われ、魔術師たちは魔法を使えなくなってしまう。ただしカーラを始めとするごく一部の魔術師は、敢えて「額の水晶」を持たなかったため、魔力を失わなかった(カーラが後述のサークレットを創造したのは恐らく魔力の塔消失よりも後の事である)。その直後、魔術師に「蛮族」と蔑まれていた階級の人々の叛乱が起こり、カストゥール王国はあっけなく崩壊した。この蛮族が、フォーセリアの今の時代に生きる人間たちの先祖である。
この大反乱によりカストゥール王国の貴族や市民は根絶やしにされ、当時の全人口が半減したとも伝えられる大破壊(大いなる破壊)が発生した。マーファの教えに従って蛮族に対しても平等に接してきたカーラも例外ではなく、「大破壊」そのものと、自分をも殺そうとする蛮族に対する失望から、マーファ信仰を捨てたと思われる。
ロードス島の支配階級に属していたカーラは付与魔術一門の一人であり、古代王国の崩壊に際して、自らの意識/精神と魔力をサークレット(額冠。頭冠の一種)に封じ込める。このサークレットは太守の秘宝の一つに数えられる「知識の額冠」と同種[2]で、歴代の着用者の記憶を写し取って知識として保存し、蓄えた知識全てを現在の着用者に与える力を持つ[3]。カーラはこれに自身の意思と相手の精神を支配する魔法[4]を加えることで着用者を支配=新たなカーラとする方法を確立した。更にその精神を支配する魔法を着用者が殺されたとき、殺した者を目標に発動するように設計したため、自身の記憶が拡散することを防止すると共に常に自身を倒した強者を支配できた[5]。かくしてカーラは己を殺した一人の蛮族の身体を奪い、歴史の影の中に身を潜める。
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最終更新者:
neoapo
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