学園には首席で合格し、最高決定機関である「遠月十傑評議会」に第十席として史上最年少で名を連ねる。秘書として、同じく1年である新戸緋沙子を連れている。
緋沙子とは幼い頃からの付き合いで、単なる秘書としてではなく、時に友人としてオセロやUNOなどをして遊んだり、同じ授業を受けたり、またある時は過保護な母親のように世話を焼いてくれたりと、公私共に自分の支えになっている緋沙子との絆は強く、信頼してい
る模様。
幼児の頃から厳選された食材と一流料理人による料理だけを口にしてきたため、人類最高の神の味覚を持つと言われ、「神の舌(ゴッドタン)」の異名を持つ。10種類の違うブランドの塩を味見だけで見分けられるという噂もあり、彼女の下した評価は料理業界全体に影響を与えるらしい。
自身が試験監督を務めることとなった学園の入学試験にて、幸平創真の試験に対する余裕っぷりと馴れ馴れしい態度、そして彼の作ったあまりにも庶民的な料理に腹を立てたが、逆にその料理を食べたことで図らずも内心感動させられてしまう。あまりの悔しさから、腹癒せに近い形で「不味いわよ!」と(涙目で)吐き捨てて不合格とした。
その為、それを見ていた理事長によって不合格を取り消された事実を彼女は知らず、創真の入学は手違いであると思い込んでおり、機会があったら彼を学園から追放処分にしようと画策している。
料理は食材の質とランクがすべてを左右するという徹底したセレブ味覚の持ち主で、なおかつ失敗を嫌う完璧主義者。更には遠月学園の生徒の中でも極端なまでのエリート意識の強さゆえに、定食屋で出されるような庶民料理には嫌悪感を露骨に示すだけでなく、遠月学園から徹底的に排除する事を理想としており、ちゃんこ鍋研究会や丼物研究会といった庶民料理の研究を専門とする同好会を、何かと理由をつけては食戟に勝利する事で排除しようとしている。
料理の実力に関しては、絶対的な自信とそれに見合った実力を持ち、合宿において彼女の朝食を食べた審査員を跪かせた程。自らが1番手であるのは不動の地位としており、2番手を争うしかない他の生徒たちには哀れみさえ抱いている等、傲慢な面も強い(この思想の根底には父・薙切薊の強いた教育が強く影響しているらしく、祖父の仙左衛門も内心では懸念していた)。
一方で緋沙子の話によると料理で仙左衛門を認させた事は一度もないのだという。そしてえりなの心の中で誰かに認めてもらいたい一途な気持ちを秘めている。
創真が遠月に入学して以降、何かと彼に会う機会が増えており、会うたびに皮肉や嫌味を飛ばしているが、創真本人が良くも悪くもマイぺ-スな性格の為に全く通じず、また自身の不用意な発言や行動が原因で逆に手玉に取られてからかわれる事もあり、ついムキになってしまう一面もある。
彼に対しては何かと自制心を失いがちな態度や行動に出てしまう事も少なくなく、「秋の選抜」に関しても、私怨で彼の出場を反対していた。また、異常なまでに負けず嫌いで、トランプ等の勝負事においても常に1番になることにこだわっている。続きを表示