六軒島で魔女と呼ばれている存在。千年を生きた「黄金の魔女」にして「無限の魔女」。1人を“無限に”殺す力をもつ。
episode1の「お茶会」にて初めてその姿を著わす。
一人称は「妾」。親しい者には、「ベアト」と愛称で呼ぶことを許している。
「殺人事件は自分が魔法によって直接、もしくは間接的に起こしたものだ」と主張しており、それを納得しようとしない戦人と推理ゲームを行っている(episode2
以降)。
既にニンゲンの域を逸脱し、ニンゲンに召喚されては対価と引き換えに力を貸し与えている。
金蔵との契約で、右代宮に富を与えた「右代宮家顧問錬金術師」を自称している。六軒島の広大な森の主として右代宮家で語り継がれてきた存在であり、今なお隔絶された六軒島に不穏な気配を漂わせている。
高圧的かつ我侭な性格で、魔女たちの中でも一際残忍であるといわれている。自分を敬わない者には攻撃的な感情を露にし、激しい罵りの言葉を浴びせる。しかし、一部のニンゲンに対しては手助けの魔法を施したり、慣れ親しもうとするなどの好意的な一面を見せることも多く、時には子供のように我侭を言うなど、非常に気まぐれで起伏の大きい内面もある。
好きなものは紅茶とアイスクリームで、嫌いなものは退屈と自分を否定する者。
実体は「ニンゲンのだれかではなく、この世界のルールが擬人化した存在」とされているが、幻想浸食の進行によって六軒島に顕現し、眷属や魔女の家具を従えて物語を引っ掻き回す。
上位世界では、物語上の真実を「赤文字」で語ることで戦人の推理を否定するが、様式美に拘るため行動にはムダが多く、ラムダデルタからは「軽くて広い弾幕」、またはジャンケンの「グー」と称されている。
episode1からepisode4のゲームマスターであり、episode4ラストにて戦人の「青き真実」により敗れ、最後の謎である「戦人以外の全員が死亡した状況で、戦人以外のなにかが戦人を殺害する」を出題して生きることを放棄した結果、自らの意思で動けない生ける屍のような状態になる。
その後は黄金郷で、ワルギリアや戦人に見守られながら生きていたが、ドラノールに殺された戦人の下に自らの足で駆け寄り、涙を浮かべながら消滅する。なお、消滅したのはゲームマスターであった上位世界のベアトリーチェであり、ゲーム盤の駒としてのベアトリーチェはその後も登場する。
episode7では、右代宮家の真の当主「ヤス(安田紗代)」が思い描いた魔女のイメージを核に、熊沢が語っていた悪食島(かつての六軒島)の怪談や、使用人のあいだで広まった六軒島の屋敷の怪談などの要素が合わさって作りだされた存在であることが判明する。
当初は後述するクレルと同じ外見であったが、金蔵が提示した「ベアトリーチェ」の肖像画の容姿と、ヤスが分離させた戦人への愛憎を取り込み、現在のような存在となった。続きを表示