シンの養祖父にして、世界中でその名を知らない者がいないほどの偉大な「賢者」。『Extra Story』では主人公を務める。
かつては荒々しい言動・風貌で世界を恐怖に陥れた魔人を征伐した実力者だが、かつての盟友にして元妻のメリダには頭が上がらない。メリダとは対照的に、シンには非常に甘い。
父を早くに亡くして母子家庭で育ち、中等学院卒業後は母を養うために自立するつもりだったが、亡父の夢を叶えて欲し
いという母への親孝行として高等魔術学院に進学した。入学時点で教師をも上回る実力を有していたために退屈さから授業をサボるなど素行は悪かったが、メリダと交際を始めてから多少は大人しくなって卒業後に結婚し、魔物ハンターとして生計を立てる。
しかし、魔人化した親友カイルの討伐によって「賢者」と英雄視されるようになってからは世間に嫌気が差し、母サンドラの死を機に家族を連れて諸国を放浪する生活を送る。その最中、成人してまもない息子スレインとの死別という悲劇を経験し、メリダと離縁して森の奥深くで隠居していた。
老齢になったある日、魔物に襲われた馬車の中から赤子として転生したシンを見つけ、孫として育て上げた。
その際に好々爺といった振る舞いを自らに課し、最初はスレインのことも踏まえて自分の身を自分で守れるようにと魔法を教えていたが、知識を次々に吸収していくシンの成長見たさに魔法ばかりを仕込んだため、常識を教えることを忘れてしまい、シンが自重しない原因となった。続きを表示