高耶の前に現れた謎の青年でもう一人の主人公。夜叉衆参謀で景虎(高耶)の後見人。28歳。5月3日生まれ。身長187cm。血液型はAB型。パーラメントのタバコをふかし、エゴイストの香りを身にまとう。愛車はダークグリーンのウィンダム。ゴールドカード家族会員。宇都宮にある光厳寺の三男で四人兄弟の末っ子。兄の不動産会社を手伝いながら実家の僧侶も兼業する。
喪服としてスーツを常に着用し、日本人離れした体躯や
、色素の薄い髪と鳶色の瞳を持つ青年。物腰穏やかで実直だが、目的のためには手段を選ばない。一人称は「私」だが感情が昂ると「俺」に変わる。自らを「狂犬」と豪語するなど言動に予測がつかない(のちにその理由は昭和編で明かされるが、本編との擦り合わせが不自然であり、昭和編に限らず邂逅編なども本編と切り離してパロディとして捉える方が最善である)。30年前に景虎が行方不明になるきっかけとなる事件を起こした。今生では自殺未遂や不特定多数の女性と関係を持つなどの荒れた生活を送り、今生の家族に支えられてきたことを感謝している。
生前は景虎を滅ぼした上杉景勝派だったが暗殺されて怨霊となり、換生した後は謙信に景虎の目付役を任命され、他人を換生する能力を与えられている。本編でこそ洗練されたプレイボーイだが、初生の頃は無骨な朴念仁で、生前の妻・お船に「木偶人形」と罵られていた。自らの存在意義を「景虎の批判者」と捉えているため歪な関係だったが、景虎の葛藤をよく知っており、どんなことがあっても必ず傍にいようと決めている。努力型の秀才だが天賦の才には恵まれず、他を圧倒するカリスマ性を持ち、長年自分を押さえつけて屈服させ続けた景虎に対して愛憎半ばの葛藤を抱えている。かつての殺した者と殺された者という関係から「勝者と敗者」の関係にこだわっていた。続きを表示