セスタスの師匠。かつては「ヌミディアの拳狼」の異名を持ち、あまりの強さに「史上最強」と謳われた無敗の伝説的な拳奴だったが、デミトリアスとの試合で左膝を破壊され引退。以降はヴァレンス養成所の訓練士となり、後にドリスコ拳闘団に買われる。
訓練では厳しい面を見せるが、セスタスたち教え子全員の成長と安全のために最善の指導を行う、良き教育者でもある。
かつて「天才」デモクリトスから教えを受けた「
実験台」の1人であり、師をして「最高傑作」と称される。
デモクリトスから従来の拳闘とは次元の違う科学的な拳闘術を習得しており、セスタスを始めとした弟子たちにも己の経験に基づいて、それを進化させた形(トレーニング法)で技術を伝授する。
セスタスの育成を「自分の負債」と称して「自由に導く責任」があるとの発言や、同郷であるクァルダンからは身振りなどから育ちの良さを指摘されるなど、奴隷となる前の素性に関しては謎が多い。
実は超強力な握力の持ち主。その握力で握られた林檎は砕けるのではなく一瞬でカラカラの芯だけになり、果汁はまるで消えたかのように周囲に霧となって飛散する。その握力(だけではないようだが)を研鑽した結果の秘技として、密着状態から敵を打ち抜く零距離の必殺拳『無間』を編み出した。
作中で披露した際は支えもなく地面に立てた角材に使用したが「座ったまま・拳が角材に触れたまま」の使用で、角材が「倒れることなく」その場で粉々に爆砕するという異次元の威力を見せた。
師匠のデモクリトスを嫌っていたが、闘技大会で再会した際に彼の真意を聞いて認識を改める。続きを表示