荒川の実父。容姿は白黒斑模様の牛人間。首にはいつもタオルを巻いている。子供のころ農耕馬に蹴られて顎を粉砕骨折した際に出来た傷跡が左顎に残っている(5頭目)。他にも農作業中に起きた事故などで大怪我をした際に付いた傷が身体のあちこちに残っている。94頭目によると昭和16年(1941年)生まれ。
実子達ですら驚くような型破りな言動と行動が多く、エピソードに事欠かない。読者アンケートにおいても「人気がす
ごい」とのこと。
作中では死に至りかねない事態に陥ることが割と多く、その度に一命をとりとめているのだが、何故かその度に家畜(特に牛)が突然死するため、家族からは「親父殿の身代わりに死んだ」と思われている。
「同じ人間だから、俺にできることはお前にもできる」と作者に農業・酪農技術を伝授していた。63頭目では、若牛に引っ張られてコンクリートに叩きつけられ頭蓋骨骨折と脳挫傷で帯広のICUに入院。それ以前から怪我で入退院を繰り返しており、家族も高齢となったため、65頭目で酪農をやめている(平成30年)。肩の調子が悪かったため、手術で人工関節に入れ替えたところ、「肩が上がる様になって調子が良い」とはしゃいだり、高齢で瞼の皮膚が弛んでいた(眼瞼下垂)のを手術で一部取り除いて「アイプチした」と言っている。
なお、「親父殿」は元々は荒川の代表作「鋼の錬金術師」においてグリードが使用した「お父様」に対する呼称である。
大雨で川が増水して営農用水(人工水路で農業用水の川)の橋が崩落してしまった際は、自分の命の危険を冒してまで営農用水の水源を見に行く典型的な無謀行動(農業の人が台風など大雨で増水した川を見に行って犠牲になる人が多いのと同様)し、橋が崩落していて驚いて土手の上でブレーキをかけても間に合わないので、アクセルを思いっきり踏み込んで向こう岸に着地して、弘に「誰か、この親父をハリウッドに連れていけ」とまで言われる、スタントマンのような危険なアクションも多い。続きを表示