奏世楽器によって奏でられた「始原神曲」により誕生した、次の世界の元となる始祖精霊。まだ明確な意思も役割も持たず、それぞれの始祖精霊に分化すらしていない混沌そのものといえる存在。見た目は一つ目の巨大な球体で、周囲の世界そのものを飲み込みながら成長を続ける。意思がないためボルゾンの神曲で思いのままに操られるが、最後は彼が神曲を奏でることが出来なくなったため活動を停止。世界の崩壊を食い止めるため、コーティカルテによって破壊され消滅する。この際に世界の種子が吸収した世界は全て解放され、何らかの形で復元されたと『神曲奏界ポリフォニカ AFTER SCHOOL』にて語られた。