南米十三家族の一つラブレス家の嫡男(後に第12代当主)。
まだ年端もいかないながら聡明で高潔な少年。「Rasta Blasta」編においてカルテルに誘拐され、「運搬品」として一時的にラグーン商会に預けられ、ロックらと出会うことになる。人質の身でも誇り高く振る舞う。「El Baile de la muerte」編では父の死亡によって第12代当主になっている。父を除いて唯一の家族で、自分の面倒を見てくれたロベルタを強く慕っており、彼女の来歴を知ってもこれを受け入れる。最終的には彼女と恋人関係になる。
「Rasta Blasta」編で登場し、当初はマニサレラ・カルテルから孤児の人身売買としてラグーン商会にガルシアの輸送依頼される。ところがロックが資材部時代の知識からラブレス家のことを知っていたことや、気にかけたことで物語が進展していく。自分を助けに来たロベルタの来歴を知り強いショックを受けるものの、最後は受け入れる決意をし、共にベネズエラに帰る。
「El Baile de la muerte」編で再登場し、行方不明となったロベルタを探してラグーン商会を頼る。残忍な彼女の殺戮を目の当たりにすると共に、父を殺したキャクストンとも対峙することになるが、最終的には彼女と共にベネズエラに帰るという決意の下で、死を賭す覚悟で彼女を受け入れ、キャクストンらも許す。結果としてロックの策が成功した形になったものの、自分たちを試すようなやり方をした彼に激しい怒りを見せる。