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©1986 二馬力・G
キャラクタ概要
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- 名前
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ドーラ
- 声優
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初井言榮
- 出身・所属
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空中海賊団「ドーラ一家」首領
- 年齢
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- 年齢区分
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- 髪の色
- 茶
- 髪の長さ
- ロング
- 誕生日
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- 血液型
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- 身長
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- 体重
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- スリーサイズ
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- コメント
- 空中海賊団「ドーラ一家」の女首領である。タイガーモス号の船長を務め、50代とされるが、『ロマンアルバム』では60歳前後とも記載されている。
【人物像】
頭脳明晰かつ決断力に優れたリーダーである。3人の息子たちや子分たちを上回る健脚を持ち、旺盛な食欲と物欲を併せ持つ。また、「女は度胸だ」と豪語し、自ら危険な状況にも果敢に飛び込む胆力を示す。一方で、愚鈍な息子たちに対して「バカ息子共」などと怒鳴り散らす場面が多く見られるが、部下たちを内心では大切に思っている。
他人への思いやりも持ち合わせており、失意に沈むパズーを一喝して受け入れる場面や、ムスカに髪を切られたシータを抱きしめて慰める場面など、人間味あふれる一面を見せる。
【能力・知識】
乗り物や武器の扱いに優れており、タイガーモス号、オートモービル、グレネードランチャー(主にマスタード榴弾=催涙弾)などを巧みに操る。ドーラ一家は一貫して「人殺しをしない」ことを信条としており、標的は金持ちが乗る豪華客船に限られる。
暗号解読の才能も高く、軍の飛行戦艦を誘導する無線暗号を『ANGO』という本を用いて瞬時に解読している。そろばんも巧みに使いこなしており、「東洋の計算機」と称して航法計算を行う描写もある。
【小説版での描写】
小説版では、ドーラは面倒見の良い人物として描かれている。アジト近辺で子供が生まれたという話を聞くと、出産祝いに石炭半年分を贈るなど、地元住民との信頼関係も厚い。軍の捜索の手が伸びると、村人が先んじて知らせるため、これまでに一度も捕まったことがない。その理由として、国内に広がる情報網と複数のアジトを有していることが挙げられる。
また、ラピュタと飛行石の伝説を幼少期に父から聞いていたことが語られ、石を手に入れて財宝を得ることを目的としていた。ラピュタの実在を確信した後は、軍に先んじて財宝を得ようと行動する。
【パズー・シータとの関係】
当初は飛行石を持つシータ、そして彼女を助けたパズーを追っていたが、パズーの決意を認めた後は二人を仲間としてタイガーモス号に迎え入れる。以降、ラピュタ発見に向けて行動を共にし、理解者・協力者としての役割を果たす。
パズーからは「おばさん」、シータからは「おば様」と呼ばれている。最初は「船長とお呼び」と訂正していたが、後には訂正しなくなっている。
【若き日の姿と夫について】
映画本編では、タイガーモス号の私室に若かりし頃の肖像画が飾られている。また、亡き夫は天才科学者であり、タイガーモス号やフラップターは彼の遺した技術である。小説版では、元々は帆船に乗る海賊だったが、夫が誘拐同然に連れてこられてから彼の開発した乗り物によって空中海賊へと転業したとされる。
【その後の描写】
小説版のエピローグでは、半年後に新たな飛行船で軍の給料を強奪するなど、ドーラ一家が空賊稼業を続けている様子が描かれている。また、パズーとの別れの際には「あたしの夫のように立派な男になるんだよ」と声をかけている。
【制作背景】
宮崎駿監督は、ドーラを自作キャラクターの中で最も思い入れのある存在と語っており、キャラクターモデルは自身の母親であるとされている。
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海賊/ドーラ一家/おさげ/首領
名言・台詞(セリフ)
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最終更新者:
neoapo
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