ロマノフ王朝の細工職人で、夏美の曾祖父。
ピーター・カール・ファベルジェの工房で細工師として働いていた。現地でロシア人の女性と結婚しロシア革命後、1918年に二人で日本へ渡っている。しかし、1921年にその妻を亡くしたため、彼女の持っていた宝石を売って横須賀市にノイシュバン・シュタイン城に似た城を建設している。妻が亡くなった9年後の1930年に45歳で死去した。
題名の『世紀末の魔術師』とは、
からくり人形師だった彼が1900年のパリ万博で賞賛された際の異名で城の隠し通路を開く際にも重要なヒントとなった。続きを表示