奴隷の少女。シタラは星の意。母を亡くしたため前の主人に売られてしまい、ファーティマの家に引き取られる。当初は逃げ出そうとしていたが、ムハンマドから勉強の意味を教えられて感銘を受け、ファーティマの家で8年を過ごす。このままずっとその生活が続くと思っていたが、モンゴルの襲来によってファーティマを失い、他の奴隷たちとともに捕虜としてモンゴルに送られる。
家の財産であり、トルイに奪われた書物「原論」を取
り戻すため、トルイの妃であるソルコクタニ・ベキに仕えるが、彼女の無邪気さや無頓着さに腹を立て、モンゴルへの復讐を決意する。「王族に取り入るためには、出自が良い方が望ましい」というシラからの提案で、以後は主人の名であるファーティマを名乗る。
新帝即位後、ソルコクタニの命令で密偵としてチャガタイのもとに潜入しようとするが、持っていたジャダ石を盗んだものと勘違いされ、ドレゲネの元に連行される。そのことをきっかけとしてドレゲネの侍女となり、モンゴル帝国への復讐を画策する。続きを表示