アズラエルの死後に弱体化した組織を立て直している。原因となる描写や解説はないが、アズラエルと同様にコーディネイターを強く憎んでいる。組織の息のかかったコープランドを利用して、「プラン」と呼ばれるコーディネイター殲滅計画を画策していた。世界を裏で操る軍産複合体「ロゴス」のメンバーとしても活動している。第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で死亡したと思われていたムウを密かに救助し、ネオ・ロアノークとしての記憶
を植え付けた張本人。ネオの率いるファントムペインの黒幕的な存在でもある。
ユーラシア西部に私邸を構えており、いくつものモニターが設置された地下の秘密基地でほかのロゴスメンバーと交流している。普段は紳士的な物腰だが、ヒステリックで激昂しやすく、機嫌を損ねると周囲のものに八つ当たりをしたり、保身のために仲間や部下を裏切ったり見捨てるなど、了見が狭く自己中心的。みずから最前線に赴いていたアズラエルとは違い、自身は矢面に立たずに裏で暗躍する姿勢を貫いている。
開戦直後のプラントへの核攻撃に失敗して以降は地球連合内での発言力を失っていき、戦力であるエクステンデッドのひとりであるアウルを失った際には、新たに完成した大型戦略MSデストロイを配備させ、反対運動の強いいくつかの都市を壊滅状態に追い込む。しかし、ベルリンでのザフト・アークエンジェルとの戦いでデストロイは破壊され、ネオも行方不明となり、ファントムペインは事実上壊滅に追い込まれる。
のちに、デュランダルの演説によって自身を含むロゴスの存在やこれまでの所業を暴露されたことで、屋敷を暴徒に襲われて逃走を余儀なくされる。ヘブンズベースで態勢を立て直そうとするが、ヘブンズベース攻防戦で、切り札の量産型デストロイ5機を含む大半の戦力を失い敗色が濃くなると、ほかのロゴスのメンバーを見捨てて潜水艦で脱出する。
オーブのセイラン家に匿われて潜伏するが、それを察知したザフト軍とオーブの戦いに巻き込まれ、ウナト、ユウナらと一緒に脱出する予定であったが、直前に死亡し姿を見せない彼らに業を煮やすと自身の脱出のみを主張してセイラン家専用のシャトルで逃亡。レクイエムを使用するために月面ダイダロス基地にたどり着く。しかし、余裕がなくなっており、真偽は別に反デュランダルを掲げたラクスの演説を聞きコーディネイターであるにもかかわらず味方と思い込み連絡を取ろうと図るが、同時に双方を支持しない意思が表明されたために断念。
ダイダロス到着後に形勢逆転を図るため、レクイエムによってプラントの首都、アプリリウスを攻撃しようともくろむも、ジュール隊の奮闘により照射がずれ、プラント数基を破壊しながらも結果的には失敗する。続けて第2射をもくろむが、デュランダルによりザフト軍のほとんどの戦力が招集され、先陣に立ったミネルバの奇襲に遭い阻止される。形勢が不利と感じ、またも部下を見捨ててガーティ・ルーで脱出を図るが、レイのレジェンドによるドラグーン攻撃で艦橋ごと討たれて消滅死する。続きを表示