作中世界「エドセア」の大地の四方を縄張りとして封鎖し、人属を閉じ込めている四大魔獣王のうちの一体。「月光のクレバテス」と称される。頭部の左右に羊の様な双角と額にユニコーンの様な一角、七つの尻尾を持つ巨大な黒いオオカミ。南方の「月の山」を己の領域とし、影と伸縮自在の強靭な尾を操り絶大な力を誇る。
およそ千年ぶりに、13人の勇者が己の領域に攻めてきた報復としてハイデン国の首都ハイドラートを強襲。王を
殺し、城も街も潰して国を亡ぼす寸前まで追い詰める。このままエドセアに住まう目障りな人属全ても滅ぼそうと考えていた時に、王子ルナを守って瓦礫に潰され死に瀕していた少年シロ・クレイトスより、この子を守り育てることで人属の存在価値を証明してくれるだろうとの交渉を持ち掛けられ、気まぐれにこれを承諾。この事がきっかけで、人属を滅ぼすべきかどうかの見極め、この世界を支配する勇者伝承の真実、自分たちは何のために存在しどうして人属の領域を封鎖しているのか?といった、世界の謎を知るための旅に出る事となった。これらの謎や、アリシアやルナとの関わりの中で影響を受けて、次第に考え方に変化が生まれてきている。
実は1000年前に真の勇者によって一度倒されており、新生復活した二代目。そのため当時の記憶が無く、勇者の事やトア人の事も知らなかった。東方の魔獣王ラスウェルもその当時倒されているが、ラスウェルよりも更に後に新生復活したために魔獣王の中で最も若僧となっている。続きを表示