二本の尾を持つ白い巨大な300歳の雌の山犬。シシ神の森の近くの山頂の巨大な岩屋にサンや子供たちと共に棲む。
実子の2頭の山犬同様に、人間に捨てられたサンを育て、娘として愛している。人語を解し、高度な知能と強靭な身体能力を持つ。犬神として恐れられているが、子供想いの母性的な性格であり基本的には温和で争いを好まない。
サンと同様に人間を嫌い、シシ神の森を侵すエボシ御前を憎み、命を狙っている。ナ
ゴの守同様にエボシから石火矢による傷を負わされ、既に身体が弱り、寿命が迫っているが、タタリ神と化したナゴの守と違い己の死を受け入れている。サンを人として解放しようとするアシタカには厳しく当たる一方、サンに対して「彼と共に生きる道もある」と諭す場面もあった。最期はタタリ神になりかけた乙事主からサンを取り返し、彼女をアシタカに託した後にシシ神によって命を吸い取られて倒れる。
首以外はシシ神の体液に触れるが、執念で首のみが独立して動き、エボシの右腕を食いちぎってシシ神の体液の中に飛び込んでいった。
乙事主とは百年ほど前まで恋仲であった。続きを表示