副隊長(東仙の叛逆から拳西の隊長復帰までの間は隊長業務を兼任)。一人称は「俺」。左頬に「69」の刺青を彫っており、ノースリーブの死覇装を着ている(アニメでは六車拳西への憧れ)。顔の右側、額から顎にかけて三本筋の傷跡をもつ(学生時代に藍染により生み出された巨大虚(ヒュージ・ホロウ)につけられたもの)。真央霊術院の入試には2回落ちているが、在学中にはすでに護廷十三隊への入隊が内定、その当時から席官入り確実といわれた優等生だった。
性格はクールでどっしりした硬派で誠実だが、『カラブリ+』や単行本のおまけページなどでは想い人である乱菊のことで卑猥な妄想を膨らませて鼻血を噴き出すなど、軟派でスケベな面もある。また給料日前に給料を使い果たしたり、乱菊・吉良と一緒に酒を飲み酔いつぶれたりするなど計画性がない一面もある。
101年前は流魂街に住んでおり、友人と一緒にいたところを虚の襲撃を受けるが、偶然通りかかった当時の九番隊隊長である拳西に助けられた。後に上官となった東仙のことを敬慕しており、戦士としての師として仰ぎ、「自分の剣に怯えぬ者に剣を握る資格はない」など東仙からの教えを戦士としての矜持として胸に秘めている。その死後も彼の事を尊敬しており、拳西が修行時に悪く言ったときには怒りを露わにした。
空座町での藍染との決戦では転界結柱の守護を担当。破面フィンドールとの対決に斬魄刀を解放して勝利後、吉良とともに乱菊と雛森の救援に駆けつけるも、アヨンによって自らも負傷する。それでもけがを押して、狛村とともに東仙に戦いを挑み、虚化した東仙に敵わなかったが、刀剣解放し狛村にとどめを刺そうとする隙を突いて始解の斬魄刀で東仙を倒した。
『見えざる帝国』の一度目の侵攻ではドリスコールと対峙するも、圧倒的な実力差で敗死寸前にまで追い詰められ、すんでのところで元柳斎に助けられる。二度目の侵攻では一角・弓親と合流したところを、マスク・ド・マスキュリンに襲撃され敗北した。その後、一護がユーハバッハのもとに向かうための時間を稼ぐためルキア、恋次、白哉、一角、弓親とともに滅却師と対峙するも、ペペの能力により操られ白哉を襲撃するが、マユリのゾンビと化した拳西により失神させられる。その後、浮竹や勇音、花太郎の治療によって完全ではないものの回復し、京楽らに追随して霊王宮に突入するが、霊王宮の霊子環境や自身の負傷具合によって隊列から徐々に遅れていった隙を突かれ、リジェに狙撃されて倒れた。十年後にはすでに回復した姿が描かれており、その間にあった出来事を描いた小説『BLEACH Can't Fear Your Own World』では主人公として、彼視点での物語が描かれる。