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©三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 ©SQUARE ENIX CO., LTD.
キャラクタ概要
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- 名前
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バラン
- 愛称
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竜騎将バラン
- 声優
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速水奨
- 出身・所属
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魔王軍「超竜軍団」軍団長
- 年齢
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- 年齢区分
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- 髪の色
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- 髪の長さ
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- 誕生日
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- 血液型
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- 身長
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- 体重
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- スリーサイズ
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- コメント
- 魔王軍の超竜軍団長であり、一般に「竜騎将バラン」と呼ばれる。その正体は最後の純血の「竜の騎士」にして、本作の主人公・ダイ(本名:ディーノ)の父親。壮年の男性のような風貌をしているが、当初より魔王軍において最強と目され、竜の騎士であることが明らかになる以前から人間として扱われていなかった。柄に竜の意匠が施された専用の剣「真魔剛竜剣」を武器として使用し、左目には「竜の牙(ドラゴンファング)」という金色の飾りを付けている。
竜の騎士の力を恐れた人間の迫害により妻のソアラを亡くし、愛する息子とも生き別れて絶望していた折に、大魔王バーンからの誘いを受け、配下である「竜騎衆」と共に魔王軍に加わる。
その後、消息不明だった息子のダイと再会を果たすも、人間のために戦うダイとは敵同士であったために、骨肉の死闘を演じることとなった。
基本的には、弱者を必要以上に傷つけたり、卑怯な戦い方をすることを好まない武人気質の持ち主。若い頃は人間から迫害を受けても一切反撃せず、妻のソアラと息子のダイを守るためならば処刑されることも厭わないなど、思慮深く献身的な性格であった。
しかし、バランの公開処刑の日、ソアラはバランを狙って放たれた攻撃呪文を受けて死亡する。人間の身勝手さに失望し、強い憎しみを抱いたバランは、以後「人間を滅ぼす」ことを目的とし、自身の邪魔をする者は容赦しない冷酷な性格へと変貌した。
しかし、武人としての誇りを捨て去ったわけではなく、強者に対しては種族を問わず敬意を払う。ダイに味方した獣王クロコダインと戦闘になった際には、魔王軍の六軍団長では彼を一番買っていたと話す。また、不死騎団長であったヒュンケルに対しても、その武人然とした態度と実力を評価しつつ、人間の手によりモンスターである育ての父を奪われたという過去にも共感を抱いていた。
また、自身と境遇を近しくするものたちへの共感が深く、特に人間と魔族の混血児であることを理由に迫害され、人間の母親を失った過去を持つ竜騎衆のラーハルトに対しては、自身の過去を打ち明けるとともに、後に彼へ遺した手紙では「私のもう1人の息子」と記すほど深い愛情を抱いていた。ラーハルト自身もバランを父のように慕い、彼の死後は息子であるダイのために命を賭けて戦った。
竜の騎士は、歴代の竜の騎士が蓄積してきた戦闘経験である「闘いの遺伝子」を生まれつき持っており、バランも戦士として極めて高い実力を有している。自身と同じく魔王軍の軍団長であった、ヒュンケルやクロコダインを相手にしても一方的に叩きのめし、彼らに「こいつには勝てない」「強さの次元が違う」と言わしめた。また、死神キルバーンに命を狙われた際は手も足も出させずに一瞬で胴切りにしたほか、実力で上回っている大魔王バーンも「ハドラーに代わって魔軍司令を任せてもよい」と評価するとともに、「余に逆らいうる地上唯一の男」としてバランが持つ潜在的な力を警戒していた。
強さだけでなく頭脳面でも優れており、人間たるカール王国の騎士団長を「手強し」と見て剣による接近戦をあえて避け、一種の飛び道具たる額から発する竜闘気で倒したり、ダイとの対決でも片膝をついたと見せかけて油断を誘って紋章閃で攻撃して形勢を逆転したり、二人の紋章の力で通信ができることを見抜いたり、ハドラーの剣の攻略方法や黒の核晶の対処法を即座に思いついたり、アバンストラッシュの特性を一度くらっただけやヒュンケルと対峙した時には即座に技の特性を見抜いたりなど、分析能力も並外れていて作中ではかなりの切れ者として描かれており、バーンもバランに対しては「思いもよらぬ戦い方をしてくるかもしれない」と力以外でも警戒していた。
ソアラとの新婚生活の回想では、ダイの子守りに失敗してはソアラに叱られている。日常生活の子育てにおいては、彼も人間の父親同様に苦戦していたことがうかがえる。
竜の騎士は「死期が迫ればその魂は聖母竜が宿す次代の騎士に還り、先代から竜の紋章を受け継いで生まれた子供は生みの親を持たないため地上の人間に育てられて成人する」という特殊な過程を経て世代交代するため、竜の騎士そのものにとって、我が子を育てる経験自体が皆無であったとみられる。バラン自身も、自分が子供を授かったことに驚いている。
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敵/魔王軍六大団長/魔王軍/竜の騎士
名言・台詞(セリフ)
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最終更新者:
neoapo