呪符(お札)の力を用い、金をもらって妖を退治する(その存在を禁ずる)符咒士の男性。鏢とは字(あざな)で、彼の愛用する武器鏢(正確には紐で結んだ縄鏢と呼ばれるもの)に由来する。
その右眼は失われており、青紫水晶を磨いてできた翠竜晶を埋め込んで目の代用としている。この目は「浄眼」と呼ばれ、あらゆるまやかしを見破ることができ、妖怪の姿をも見ることが可能。更に一種の暗示をかけることもできる。
15年前
は中国広東省に住む、町の薬屋に通うごく普通の男であったが、ある夜、自分の帰りを待つ妻と娘が妖により無残に殺害されたことで、復讐を決意する。迷いこんだ桃源郷での道術修行の後、元の名を捨て右眼と妻子を奪った妖を執拗に追う。目的を達するためには手段を選ばず、感情を表に出すことも少ないが、更生する余地のある妖怪はこっそり見逃すなど、フレキシビリティも持ち合わせていて殺戮主義というわけではない。ただし、子供や女性を殺したり傷つける者に対しては、人間だろうと妖怪だろうと激しい怒りと憎悪を露わにして命を奪う事も辞さない。SFC版では潮の母親について僅かな情報を潮に教え、彼の旅の引き金となった。
仇によく似たとらが日本にいることを偶然知り、来日。うしおとも出会う。一度はとらを追い詰めるものの、危ういところで誤解は解かれた。後に時逆・時順のおかげでその仇の正体を知り、十五雷正法の全てを駆使した捨て身の技によってこれを倒す。自身も深手を負っており、戦いの中で守り抜いた母子に看取られながら安らかに妻子の元へ旅立った。続きを表示