「神蝗盟」の門徒。鋭い三白眼の目元に色濃い隈を浮かべた青年。紋章は緑色の蟷螂。
異飄渺は武の天才であり、禍世螟蝗の教導を受けその腕前は更に極まっている。武術と魔術を織り交ぜた邪法を扱い、武人としても西幽に隠れもない啖劍太歳を討つ「武の花道」を望んで止まない危うい若者。
異飄渺は禍世螟蝗の直弟子としての自信に満ち溢れているが、新参の萬軍破に対しても優れた武人として敬意を払う姿勢を忘れてはいない。
しかし血気盛んな若者であるからか、時に萬軍破からその稚気を咎められることもある。
殤不患と同道する身でありながら、得意の弁舌を駆使して自分たちに急接近してきた鬼鳥(凜雪鴉)に対して、異飄渺は不穏な気配を感じており、その後も、不信感を露わに牽制をよく行う。
その後、萬軍破の手引きによって西幽の軍を率いて来た婁震戒の狂気じみた言動に、異飄渺は途方もない危うさと警戒の念を抱いた。
異飄渺は禍世螟蝗の為に「魔剣目録」の回収を優先していたので、鬼鳥(凜雪鴉)の提案する策に乗って殤不患が信頼を寄せる捲殘雲に自分が変身して、「魔剣目録」を騙し取ることに一旦成功する。しかし、その直後に凜雪鴉に変身していた本物の捲殘雲による不意打ち攻撃を受けて、敢え無い最期を遂げてしまった。
死亡後は凜雪鴉がなりすました偽物という形で引き続き登場し、神蝗盟の使徒に扮して暗躍する。続きを表示